CONCEPT

200年後の未来のために

建て替えなくても良いくらい長持ちする建物を作ること

長く受け継がれてきた伝統を活かした建物にすること

構造

日本建築の美しさの特徴は

梁や柱などの構造が持つ美しさを

そのまま意匠に活かしていること

また、傷んだところを修理して

長く使っていくことに最適な形になっています

しっかりとした構造と自由な内部空間を設計します

材料

木には”樹として”と”材料になってから”

という二つの寿命があります。

木が生きてきた時間と同じだけの時間を

材料に活かして使うということが

本当に木を生かすということだと考え設計します

環境

日本建築は「夏を旨とすべし」と言われるように

夏の湿気に対する配慮や開放的な室内構成により

耐久性や寿命を高めています。しかし、それが

冬季に耐えられない寒さとなっているのも事実です

伝統技術である「開く技術」と高気密・高断熱の

「閉じる技術」とを融合した設計を行います